両親が亡くなり
次はいよいよ私たちの番。
自分の死を深刻に
考えるようになりました。

両親の亡くなり方を見てきて
私が想像していたことと
全然異なって
つくづく理想通りには
死ねないものだなと思いました。

両親の死のイメージを自分の中で
勝手につくりあげていました。

母は我慢強い人で
誰かの世話になるのが嫌いな人だったので
"こたつの中に丸まって息を引き取っていた"

父は母と違い体調をよく訴える人。
数ケ月寝たきりになって
最悪床ずれ起こしながら
"最期は家族に看取られて息を引き取っていく"


人生、何が起きるか予想なんてできないことは
頭でわかっていても自分の両親について
むしろイメージというよりも
願望に近かったのかも知れません。


自分はどんな風に亡くなりたい?
亡くなるのか。
自分に関してはイメージすらできません。

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だけど
たとえば癌なら余命宣告も辛いのだけど
本人も家族もそれまで心の準備ができ
まわりからもとても良くしてもらえそう^^

行きたい所へも行くだろうし
とにかく、いろんな人に感謝を伝えておける。

年を重ねていくと
自分はなんのためにこの先も
生きなければならないのかと
思うようになってきているようで
贅沢だなと思う。
この年になるまで大きな病気もなく
入院はお産の時だけ。

心配してくれる家族もいるのに
ひとりになると襲ってくる不安と孤独感。
まだ
あの日のショックから
抜け出せていないのかも知れません。